ムートンのお話

羊の色々 | ムートン専門店 NOBLE

羊の色々

ムートンといえば羊。羊にまつわる色々なお話です。

羊の人間の歴史
羊の家畜は牛や馬よりも古く、紀元前6,000~8,000年頃から西・中央アジアで始まっていたと考えられています。古来文字には既に羊を意味する文字があったとされ、人々の生活に羊はとても馴染み深いものでした。毛皮は単なる脂肪の摂取と防寒用として使われていましたが、徐々に衣服として使われヨーロッパにも伝わっていきました。明治には日本にも持ち込まれ、軍服の原料などとして利用していました。現代でも家畜の代表格とされています。


羊の色々な分類
羊は生まれた年数や毛の性質などで色々な呼び方があります。(国により定義は多少異なります)

生まれてからの時間経過

・ラム
生後1年未満の子供の羊。特に生後3か月から5か月程で取引されるラムをスプリングラムといい、毛の密度が高く日焼けダメージが少ないので、高品位な原皮となります。また、一度も毛刈りをされていないラムをアンショーンラム、毛刈りをした事のあるラムをショーンラムといいます。
・シープ
生後2年以降の大人の羊。主に次項のウールシープとヘアーシープに分けられる。

食肉の場合だと大人の羊は『マトン』と呼び、ラムとマトンの間を『ホゲット』と呼びます。羊の子供と大人の区別は、永久門歯の有無で判断する事もあります。

毛の生え方

・ウールシープ
毛がカールのタイプ。高緯度な地域に主に生息。ヘアーシープと比べると強度は劣るが、その分柔軟で加工がしやすい。高密度の毛をもちムートンの原料となっています。
・ヘアーシープ
毛が直毛のタイプ。アフリカやインドなど熱帯地域に主に生息。毛の利用価値はあまり無いが、強度に優れているので手袋用革・衣料用革などに使われます。

ウールシープとヘアーシープの両方の特性をもった中間のタイプもいます。

毛の長さ

一般的なはっきりした区切りはありませんが、当店では毛の大半が50~70mmのものを長毛・35mm以下なのを短毛としています。

・長毛タイプ
ゴージャスな見た目にフワフワ・サラサラとした肌触りで使う人を魅了します。クッションやフリースなどに主に使われています。
・短毛タイプ
長毛よりお手入れがしやすく、スタイリッシュで見た目の暑苦しさがありません。クッションやフリースだけでなく、ラグやシーツやファッションアイテムにも使われています。

商品の一例



世界の羊とメリノ種
羊の種類は世界で3,000種程もあり、全個体数は10億頭を超えています。
また、羊毛は世界で生産される全ての繊維の3%を占めています。
主な産地はオーストラリア・ニュージーランド・イギリス・中国などがあげられ、日本でも北海道をはじめとした寒冷の地方で飼育されています。

世界で最も流通している種類はメリノ種といいます。 中でもオーストラリアの気候や環境にうまく適応するように品種改良されたオーストラリア・メリノは、羊の中で最も白く光沢があり耐久性にも優れているので、他の種類とは一線を画しています。ムートン製品のほとんどがこのメノリ種を使用しています。
羊の放牧


羊の生態
羊は「動物界 脊椎動物門 哺乳綱 ウシ目 ウシ科 ヤギ亜科 ヒツジ属」に属する草食動物です。
性格はのんびりと温厚で、先導者に従う傾向が強く、群れでの生活を好みます。この性質は家畜化するのに好都合とされています。すぐに他の羊についていってしまうので、自分の意思がなくいつも単純な思考のように思えますが、実は知能はなかなか高く、牛程度であるといわれています。 角は種類や性別によって有無があり、ラセン状・渦巻き状などが存在します。寿命は10~15年程。
近縁な動物としてよく山羊があげられるが、生態は異なる場合が多かったりします。例えば、羊は草だけを食べるが、山羊は木の皮や木の実も食べます。また、平坦な場所を好む羊とは違い、山羊は高い所に登るのが大好きで活発的です。


羊の利用
羊はムートン(羊毛)以外にも様々な利用価値があり、鯨と同じで「捨てる所がない」といわれています。

羊肉は日本ではジンギスカンをはじめ、しゃぶしゃぶ・カレーなどとして食べられています。栄養価は他の食肉と比べると高く、イスラム教の国々など宗教上の理由で豚や牛が食べれない地域では多く消費します。

ラノリン

ラノリンとは羊毛の根元に付着している分泌脂質を精製したものです。高い浸透性・吸水性を持つので、保湿剤、医薬品、化粧品などに利用されています。

ソーセージをはじめ、テニスラケットやギターのガットになります。

羊乳

たんぱく質が豊富で、主にチーズなどの加工品の原料になります。

他にも、脂肪は燃料や石鹸、内蔵・骨は飼料、皮は紙、蹄は楽器として利用されています。


羊の雑学

なんで寝るときに数える?

夜、本当は寝たいのに目が冴えてしまう。どうしても眠れなく困った…。そんな時に一度は試したことがある方も多いはず。そう、「羊が1匹、羊が2匹…」というアレです!!
本当にそれで眠れるかどうかはさておき、どうしてそんな風習があるのでしょうか?

実は諸説ありますが、有力なのが羊の『シープ(sheep)』と英語で"眠る"を意味する『スリープ(sleep)』の発音が似ているので、唱えているうちにだんだん眠くなるという説です。それだと日本人にはあまり意味がありませんが(笑)

その他にも
  • 羊が草原で1匹2匹と柵を飛び越えていくイメージがリラックスできる。
  • 羊飼いが羊を数えているうちに眠くなった。
  • ひたすら数えていくという単純作業が眠気を誘う
  •  などの説があります。

    羊羹(ようかん)に羊がついてる理由

    元は中国の料理で、文字通り羊の羹(あつもの:肉や野菜を汁を多くして煮たもの)でした。
    鎌倉時代から室町時代頃に日本に伝わったのですが、当時の日本は羊の肉を食べる習慣が無かったので、代わりに小豆を用いて食べていました。江戸時代には寒天を加え型で固め、それが現代の羊羹になっていきました。


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