どうせなら長く使いたい!ムートンのお手入れ方法について

ムートン専門店が教えるムートンのお話

ムートンについての色々な記事をご紹介していきます。

ムートンのお話

どうせなら長く使いたい!ムートンのお手入れ方法について

2018/11/02

ムートンのお手入れについて

ムートンはご家庭でのお手入れや、定期的なクリーニングを行って頂くことによって、より長く美しくご使用いただけます。
(本ページは主にムートンフリース、ムートンラグ、ムートンクッション、ムートンシーツ等のインテリア・寝具系のムートン製品についての記事です。)

日頃の手入れ

ムートンを状態の良い状態で長くお使い頂くためには、日頃のお手入れをまめに行って下さい。

埃・チリ・ゴミの除去

綺麗になるだけではなく、毛の絡み等のリスクを軽減します。

  • 毛の表面や毛と毛の間の埃等は、細い棒や布団たたき等で軽く叩き落して下さい。
  • 掃除機で吸引し毛を起こし、埃等を吸い取るのも効果的です。布団用ノズルを使うなどして、毛を巻き込んだりスキンを傷めたりしないようご注意ください。

毛の間の空気の入れ替え

においを落ち着かせ、風合いを取り戻します。

  • 風通しのよい場所で陰干しして、新鮮な空気を通して下さい。その際、ブラッシングをしておくとより効果的です。
  • ムートンフリースの1匹物など軽くて小さめの物は、洗濯物を干す時のように空中で振り払って、毛を立たせるのもお勧めです。

※直射日光に当てると色あせの原因になりますので、ご注意下さい。

ブラッシング

美しい毛並みと柔らかな肌触りを持続させるにはブラッシングが効果的です。
ムートン専用の[お手入れブラシはこちら]

  • キューティクルが壊れないよう水で少し濡らし、ブラシで毛や皮を傷めないように優しくブラッシングして下さい。
  • 逆毛になる様にブラシをする事で、毛がふっくらと立ち、空気の入れ替えにもなります。

ムートンお手入れ前とお手入れ後
※どんなムートンでもブラッシングをすると毛は多少抜けます。なので、あまり神経質になって過度にブラッシングする事はお控え下さい。

拭き掃除

軽い水溶性の汚れはご家庭でも簡単に落とすことができます。

  • 頭髪用のシャンプーやウール洗剤等をぬるま湯で薄めてスポンジやタオルで軽く叩き、その後濡れたタオルで洗剤成分を落とします。

※洗剤は必ず中性洗剤系をお使い下さい。また、漂白剤や洗浄作用の強い洗剤は、毛や皮を痛める可能性がございますので、使用しないで下さい。

洗濯・丸洗い

ムートンは手洗いや洗濯機での洗濯・丸洗いも可能です。

  • 事前に埃・チリ・ゴミを除去しておき、ウール洗剤で洗濯して下さい。
  • よく絞った後、洗濯ばさみ等でピンと張り(皮が折曲がる可能性があるため)、風通しの良い場所で裏面から(乾きを早くするため)陰干しして下さい。
  • 毛がだまにならない様、7割程乾いたらブラッシングをして毛をとかして下さい。
  • 完全に乾いたら、軽くブラッシングをして毛を整えて下さい。

※一部の安物の粗悪品や劣化したムートンは、原皮が工程に耐えられなくボロボロになってしまう可能性がございます。また、過度な洗濯や負荷がかかる行為はお止め下さい。あくまで自己責任でお願い致します。
※水分を含んだままで使用すると、革の硬直の原因となりますので、乾燥はしっかりと行って下さい。

こんな時はどうする?

ケース別の対処法です。できるだけ跡を残さないために、いずれもすぐに処置を施す事をお勧めします。

ジュースやコーヒーをこぼした

乾いたタオルで水分を拭き取った後、スポンジやタオル等にウール用洗剤を溶かしたぬるま湯を含ませ、軽く叩くように汚れを拭き取り、濡れタオルで洗剤成分を落として、陰干しして下さい。

口紅・油性の汚れが付いた

ベンジンを含ませたスポンジやタオル等でたたいた後、ウール用洗剤を含ませた布で拭き取り、濡れタオルで洗剤成分を落として、陰干しして下さい。

血液が付いた

オキシドールを含ませたスポンジやタオル等でたたいた後、ウール用洗剤を含ませた布で拭き取り、濡れタオルで洗剤成分を落として、陰干しして下さい。

タバコのこげが付いた

炭化した部分を軽く拭き、ブラシやくしでよくほぐしたら、ハサミを斜めに入れてすくように毛先をカットします。

ペットの尿が付いた

特に痛みやすいため、できるだけ早く中性洗剤と水で洗い落とし、陰干しして下さい。
※特に猫の尿はダメージが深刻になりやすいです。革部分が硬直して強度が著しく下がってしまい、今後クリーニングが不可になる場合が高くなるので、お気をつけ下さい。

保管方法

ムートン保存方法

長期間使わない場合はきちんと保管して下さい。

  • カバーは不織布のふとん袋等の通気性が良いものを使用し、直射日光の当たらない、低温の場所に保管してください。
  • 保管には他のウール製品同様に、防虫剤のご使用をおすすめします (無臭タイプの防虫剤をおすすめします)。防虫剤が直接製品に触れないようご注意ください。

よくある質問

コインランドリーで洗えますか?

色々なコインランドリーがあるので断言はできませんが、洗いや脱水程度なら大丈夫かと思われます。
ただ、高熱の処理がかかる「乾燥」は革にダメージを与える可能性が高いので行わないで下さい。

手入れをすればどのくらい長持ちしますか?

もちろん使い方にもよりますが、そもそもの原皮のレベルに左右される事が大きいです。
安物など元々の原皮のレベルが低い場合、毛の密度が少ないのですぐ擦り切れたり、なめし不良で革が傷みやすかったりする事がありますので、あまり長持ちはしません。
当店はムートンクリーニングも行っており、様々な使用されたムートンを見て実感していますが、やはり原皮のレベルが高いと数年たっても状態が良いものが多いです。

ムートン専門のクリーニング・修理・リメイク

クリーニング

当店はムートンの宅配クリーニング(往復送料無料)も行っていますので、より本格的に洗いたいときにご利用下さい。また、補修・メンテナンス・裏生地交換・リメイク等も可能ですので、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、クリーニングのビフォー&アフターもご紹介していますので、ご参考にして下さい。

※主に衣類を取り扱う一般的なクリーニング業者に、ムートンのクリーニングを依頼するのはお止め下さい。誤ったクリーニング方法により原皮が痛んでしまう可能性がございます。当店に修復依頼がよくきますが、ダメージが大きいため修復不可の場合も少なくありません。

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