ムートンの油性汚れ除去
2022/07/19
今回はいつものムートンクリーニングのビフォー&アフターとはまた少し違い、ムートンについた「油性汚れ」の除去について追っていきたいと思います。
ご家庭でもできる かもしれません!
下の画像を見るとムートンの端に黒ずみがあるのが分かります。
工業機械のオイルのような類の汚れです。
![初めの状態](/noble-content/wp-content/uploads/2019/06/190620_01.jpg)
初めに登場するのが「ドライソルビー」(市販でも売られています)
超微粒子パウダー で油脂系のシミ汚れを浮き上がらせ、パウダーと一緒に除去ができる優れもの!
![ドライソルビー](/noble-content/wp-content/uploads/2019/06/190620_02.jpg)
これをシュシュッとふきかけます。
実は原皮の中央にも同じ類の比較的軽い汚れがあったので、こちらもシュシュッ!
![ソルビー拭きかけ](/noble-content/wp-content/uploads/2019/06/190620_04.jpg)
![一回目ソルビー結果](/noble-content/wp-content/uploads/2019/06/190620_03.jpg)
この時点で軽度だった中央の汚れはほぼ消えましたが、端の汚れはなかなか頑固だったので、もう一度塗布。(毛の部分はソルビーがかかった状態でブラシをかけると更に汚れが落ちやすいです)
それでも不十分な感じがしたので、紙やすりを投入。
![紙やすり](/noble-content/wp-content/uploads/2019/06/190620_05.jpg)
一般的な紙やすりと同じで、粗めから使用し、徐々に細かめにしてならしていきます。
あまり強く削ると当然革が必要以上に薄くなるので、ご注意下さい。
![だいぶキレイに](/noble-content/wp-content/uploads/2019/06/190620_06.jpg)
だいぶ綺麗になってきたので、ここで再びソルビーさん。頼りになります!
![ソルビー](/noble-content/wp-content/uploads/2019/06/190620_07.jpg)
最後に細かめの紙やすりで調整してここまで綺麗になりました!
完了!
細かいカスは振り払ったり、掃除機で吸ったり、ブラッシングで除去して下さい。
![完了](/noble-content/wp-content/uploads/2019/06/190620_08.jpg)
![](https://www.mouton-noble.jp/pic-labo/cat211513_main.jpg)
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